「歴史の森ペーパーズ」のご案内――製作基本部数50部:基本料金\45,000(税別)より
本サービスをリニューアルいたしました!
“あなたの「歴史」を発信する”――歴史マニアの到達点

あなたの体験や趣味の記録は次世代への大切な贈りものとなります!
“日本人は歴史好き”と言われます。
卑近な例をテレビ界から示せば、年末になると、翌年のNHK「大河ドラマ」の内容が話題になりますし、クイズ番組のジャンルでも、「歴史」の分野は大きなウェートを占めています。そして、ここ数年、歴男・歴女と呼ばれる若い歴史愛好者が注目される一方、近隣の国からは、私たちの「歴史認識」が問われていることも事実です。ときどき「歴史とは暗記するもの、覚えるもの」という声を耳にします。興味をもった、過去に起こった事柄や過去に生きた人物などについての知識の蓄積はとても重要です。しかし、さらに一歩進めて「歴史とは考えるもの」であると思います。
「豊臣秀吉」を「恵まれぬ素性から天下人となった英雄」とみるか、「朝鮮へ出兵して中国大陸侵出をも企てた大野心家」とみるかは、人それぞれ異なります。 あなたが蓄積した多くの知識を紡いで考察を重ね、あなた独自の歴史観を小さな冊子に発表してみませんか。
また、たとえば「憲法」問題が大きく取沙汰される昨今、昭和の戦争を生き抜かれた方の疎開・買出しなどの体験談はもちろんのこと、近代日本史上最大の大衆運動ともいうべき安保闘争に実際に参加された方の体験談なども、まとめ方によっては、次世代へ伝える貴重な歴史的資料となるでしょう。ぜひ、あなたの「歴史」を文章化してみませんか。「歴史の森」はそれを誠実にサポートいたします。
本企画のプロデューサーは、これまで約4000本に及ぶ歴史学関連分野の論文の出版化に携わり、文化勲章・朝日賞などの栄に浴された学界の泰斗・碩学のお仕事にも親しく接してまいりました。これまで長年にわたって培ったノウハウを、スマートながらも堅実な発表誌を求められる歴史研究者・歴史愛好者の皆さんへ提供いたします。
基本料金
- プランA:校正あり――"最初の読者"としてお原稿に接し、"編集者の立場"から完成度の高い書物として仕上げます。
データ原稿=\102,300~、非データ(手書き)原稿=\128,700~ - プランB:校正なし――校正を必要としない完全原稿(例:卒業論文など)を読みやすい体裁を備えた書物として仕上げます。
データ原稿=\49,500~、非データ(手書き)原稿=\75,900~
上記のほか、カラー写真等をご使用のケースは別途割増し料金を申し受けます。
手書き原稿をご利用の方は、単純誤植を防ぐためにも、なるべく「プランA:校正あり」をお勧めいたします。
以下のような刊行スタイルをお考えの方におすすめしております
- ご自身で経験した(歴史的)事柄や出来事(世相)の体験談の発表誌として
- 長年、興味をもって調査・研究してきたテーマの報告誌として
- 郷土の偉人や伝統芸能などの紹介誌として
- お友達とご一緒に卒業論文などをまとめた記念誌として
- 講義・講演会などのテキストや講義・講演録として
- 個人や、小さなサークルなどの研究成果の公表誌として
- 慶事・弔事などの引出物として
- お送りいただいた原稿類は原則として返却いたしません。貴重な手書き原稿などは、必ずコピーをお送りください。
- 原稿分量は原則として400字詰原稿用紙で100~120枚の範囲とさせていただきます(以降、10枚加算ごとに別途割増し料金を申し受けます)。
- 原稿に写真・図表などが入る場合は、1点当たり、一律400文字分相当とし、新規に図版等の作成が必要な場合は、それに伴う経費を別途申し受けます。
- テープなどに録音されたものからも文字原稿化いたします(テープ起こしの料金は別途頂戴いたします。なお、録音状態に支障があるもの、お国なまりの強いものなどはお引受けできないこともあります)。
- 原稿受領後、最低限の用字・用語の統一(歴史の森マニュアルによる)を施し、必要に応じて見出しをお付けいたします。
- プランA限定:校正ありの場合は、基本的な文字校正はもちろん、内容校正などについても誠実に対応いたします(これらの費用は基本料金に含まれます)。
- お申込者(執筆者)には校正を2回までご覧いただきます(なお、1回目の校正時に基本的な「校正便覧」も同封いたします)。
- 納本は一律50部とさせていただきます(50部を超える部数が必要な場合は、あらかじめお原稿のご送付時にその旨をお知らせ下さい。10部単位でお引受けいたします。納本後の部数の追加は原則としてお断りさせていただきます)。
- 著作権は、お申込者(執筆者)に帰属いたしますが、版面(組版データ使用)権は歴史の森に帰属願います。
- お原稿の内容によっては、納本後、お申込者(執筆者)と歴史の森の合意のもと、歴史の森の刊行物とさせていただくこともあります。
「歴史の森ペーパーズ」製作の流れ(プランA:校正ありの場合) 原稿受領から納本まで





- 1.原稿受領
- お原稿の送付時に、ご希望のプラン(校正およびデータ原稿の有無)と製作部数をお知らせいただいた上で、見積り作成。お申込書とお見積書をお送りいたします。
- 2.原稿整理(※1)
- 本文の体裁などを検討し、見出し類の指定と基本的な用字・用語などの統一作業。
- 3.初校校正刷(初めての校正をするための刷り物)出校
- 原稿との照合と確認事項のチェック作業。
- 4.お申込者(執筆者)による第1回目の校正(※2)
- 原稿と初校校正刷(正)(副)2通を送付いたします。
- 5.お申込者(執筆者)より初校校正返送
- 原稿と初校校正刷(正)をご返送いただきます。
- 6.再校校正刷(2度目の校正をするための刷り物)出校
- 初校との訂正箇所の照合と確認事項のチェック作業。
- 7.お申込者(執筆者)による第2回目の校正(※3)
- 初校校正刷(正)と再校校正刷(正)(副)2通を送付いたします。
- 8.お申込者(執筆者)より再校校正返送
- 初校校正刷(正)と再校校正刷(正)をご返送いただきます。お申込者(執筆者)の校正はここまでです。
- 9.念校校正刷(念のための確認をするための刷り物)出校
- 再校との訂正箇所の照合作業。
- 10.校了
- 11.印刷
- 12.製本(※4)
- 13.納本
- (※1) 初期費用(お見積費用の2分の1以上)のご入金を確認してから作業を開始いたします。
- (※2・3) 校正期間は各々10日程度といたします。この校正時での、お申込者(執筆者)の都合による大幅な追加・削除・差換えが生じた場合は、その分量により、別途、組替料をご負担いただきます。
- (※4) 製本後、納本までに初期費用を除いた製作費用をご入金いただきます。
- 製作期間(製作の流れ2~13の工程)は通常2カ月程度となります。
- プランB:校正なしの場合は、製作の流れ3~8の工程を省略し、9の工程時に、お申込者(執筆者)に必要最低限のご確認をお願いいたします。
よくあるQ&A
“発表誌”などというと、堅苦しく難解な印象をもたれる方もいらっしゃるかと思いますが、内容については、郷土の文化財や文化人の紹介、あるいは、外での遊びを知らない現代の小学生に○十年前にあなた自身が夢中になった遊びを伝えたい、など、ごく身近なものも含めていろいろな対象が考えられます。文章は“名文”である必要はありません。話し言葉でもかまいません。大切なことは、読み手がわかりやすい書き方に留意することです。「歴史」とはとても広いジャンルです。是非、“あなたの「歴史」を発信”してください。
その内容が学術的価値が高いと思われるもの、あるいは、将来、歴史的史料となりうるようなもの、より多くの読者の目に供すべきと思われるもの、などは、納品後、著作権印税対象の出版物(仮称)「歴史の森プレミアム」(発行元「歴史の森」による直販刊行物)としての刊行をご案内いたします。